富山水辺の映像祭

BACK NUMBER過去の受賞作品

2020特別審査員賞

PIANOMAN

氏名:児玉徹郎 、居住地:東京都、作品時間:4分59秒

【PIANOMAN概要】
無限に広がる白く静寂な空間ー。そこで記憶をなくした一人の男が目を覚ます。
男の目の前に佇む巨大な扉、遠くには古びた神殿。男は導かれるように建物へー。
そこには古びたピアノがあった。
男がピアノに触れた瞬間、戦慄の記憶がよみがえる、男の正体とは。この空間の真実とはー。

【制作意図】
はじめは「ストーリーはなんだかわけがわからないが絵的に面白そう」を目指して3か月くらいの完成予定で製作を始めたのですが、
締め切りのない作品制作を進めるにつれ整合性やメッセージ、演出など矛盾点が気になりはじめ、、、
シナリオは二転三転、絵コンテは五転六転、結果として完成までに3年半かかりました。
当初のコンセプト・メッセージとはまるで違うものが出来ましたが妥協と媚びのない大満足の作品になったと思います。