富山水辺の映像祭
富山映像大賞
富山映像大賞プレイベント 「GALA」~メディアを活かしたまちづくり~を開催します!
富山映像大賞2023
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BACK NUMBER

2020グランプリ

MELT

氏名:七条 剛 、居住地:東京都、作品時間:3分47秒

短い尺の中で台詞も交わさずにどこまでバックグラウンドや関係を深く見せることが出来るのだろう、と考えました。
音楽やカット割り、光のコントロール含めてス...

(監督:八幡貴美)

2020準グランプリ

ACCEPT

氏名: 楊 翔安、居住地:埼玉県、作品時間:3分18秒

時の流れは残酷です。
心躍るようなひと時を与えてくれると思っていたら、無言でそれらを奪い去ります。
大切な人と過ごした時間も例外ではありません。
その時間が大切な人を奪い去っていく最期の一瞬。
普段見えない時間が最も肌で感じるときでもあります。
人は何を考え、どのように接するのか。

残酷と書きましたが、悲しみが支配するだけではありませんでした。
そこには存在を認めるという感謝という気持ちがあったのです。
時間は残酷ですが、時に大切な何かに気付かしてもらえます。
あなたは大切な人の最期を目の当たりにするとき、何を感じますか?

去年体験した出来事で大切なことを学びました。
それを基に作った作品です。

2020特別審査員賞

PIANOMAN

氏名:児玉徹郎 、居住地:東京都、作品時間:4分59秒

【PIANOMAN概要】
無限に広がる白く静寂な空間ー。そこで記憶をなくした一人の男が目を覚ます。
男の目の前に佇む巨大な扉、遠くには古びた神殿。男は導かれるように建物へー。
そこには古びたピアノがあった。
男がピアノに触れた瞬間、戦慄の記憶がよみがえる、男の正体とは。この空間の真実とはー。

【制作意図】
はじめは「ストーリーはなんだかわけがわからないが絵的に面白そう」を目指して3か月くらいの完成予定で製作を始めたのですが、
締め切りのない作品制作を進めるにつれ整合性やメッセージ、演出など矛盾点が気になりはじめ、、、
シナリオは二転三転、絵コンテは五転六転、結果として完成までに3年半かかりました。
当初のコンセプト・メッセージとはまるで違うものが出来ましたが妥協と媚びのない大満足の作品になったと思います。

2020審査員賞

ねじけたつま咲き

氏名:石川 幸典 、居住地:大阪府、作品時間:5分0秒

17歳の世界は可能性に満ちた、だだっ広い海辺のようでありながら、
実に狭い範囲で、人を好きになったり、絶交したり、
些細なことに浮いたり、沈んだりを繰り返し生きています。
ただそこには、大人になるにつれて失いつつある
「正義感」や「モラル」といったものが確かにあって、
その10代のもつ美しい感覚、
感情の流れを映像にしてみようと試みた映画です。

2020審査員賞

LESS

氏名: 野口 敦、居住地:東京都、作品時間:5分0秒

「当たり前にあっためんどくさい日常が、自分の心を満たす材料になっていた」ということに気付かされる作品になっています。

世界の今の状況の中で、本当に大切にするべきものは何か、というところを、見ている人に投げかけたいという思いで制作しました。

タイトルのLESSという言葉にはどこか物足りなさを感じるという意味が込められています。

同じようなカットが続くシーンでは、スマホをいじる部分だけ中身変えています。これは様々な種類の情報をSNSから受け取り何が幸せなのかを見失って混乱していく、主人公を描いています。

音楽も全て自分で作成し、リズミカルな構成に仕上げました。

2020審査員賞

would like..

氏名: 柿原利幸、居住地:東京都、作品時間:4分52秒

あらすじ
 就活で困難に直面していた主人公・希は、何をすべきか思い悩んでいた。そんな時、過去に登録した骨髄バンクからドナー適合通知が届く。数万分の1の奇跡、患者さんの人生を劇的に変える移植手術…。しかし精神的に余裕の無い希には手に余るものだった。
 希は、ある人に励まされて本来の自分に立ち返り、そして未来の自分の人生を変え、切り拓く自信に繋げた。希は自分が信じた道を行き、誰かを助ける勇気を取り戻す。

作品に対するこだわり
 ―自分にとっては他人、誰かにとってはかけがえのない存在―
 とある患者さんの声から着想した。「ドナー登録者がいるという事実は、赤の他人を助けようとしてくれた人が存在する証し。それが今の私を励ましてくれる」
 同時にドナー登録者自身も、誰かを助けようとした事実が誇りに繋がり、精神的な支えとなるだろう。見知らぬ誰かの人生とともに歩み、繋がり、そして自分の人生を見つめ直す。少しの勇気が未来を変える。

2020Under-20賞

Symmetric Shanghai

氏名:紙村 真生 、居住地:東京都、作品時間:2分43秒

帰国子女である私が中国・上海における生活の中で常に感じていたのは、異質とも言える上海の時間のFlowでした。それは時に光のように速く、時に小川を流れる落ち葉のようにゆったりとしていました。そんな独特のFlowをどうしたら表現できるか試行錯誤するうちにたどり着いたのが、「シンメトリー」でした。左右両端が時の流れの始まり、中央で動作が交錯する地点を流れの終着点とすることでユニークな時のFlowを表現できると考え、上海の街並みや文化をシンメトリーで表現しました。
制作では、「学生だからこの程度しかできない」ではなく「学生だからと言ってクリエイティビティに制限はない」という前向きな精神を念頭に、ドローン撮影やオリジナル曲作曲などに積極的に挑戦しました。また、シンメトリーを表現するのに、合成に頼るばかりではなく、実際にシンメトリーな被写体を含むことを心がけました。

2017グランプリ

Baby Sitter

氏名:城井 文 、居住地:東京都、作品時間:4分45秒

学生の頃、ダイビングで海の中のうつくしさ、生命の豊かさに魅せられ、その思いが、母なる地球のメッセージのように届いたらうれしいなと思って作りました。

2017ネクストスフィア賞

やまびこ山

氏名:永松 亮 、居住地:滋賀県 、作品時間:5分00秒

色々な物事の説明がつく時代ですが、そんな中起こる「嘘みたいな奇跡」がシンクロニシティだったら素敵だなと思い制作しました。「やまびこ」は音であるためこのシンクロニシティをムービーとして説明するにそれ以外の要素をより素直に、ストレートに伝えるべく記号化できるものは記号化し、序盤終盤の山シーン以外は静的で一見して説得力のある絵作りや構図を心掛けました。音に関しても音楽の機能性での分散にこだわり、テンポ感で物語の記号化、安心感を、和音の遷移で心理描写を、帯域で説明を(思い出シーン=低域、謎めいたシーン=高域等)行っています。